2年目にあたる2009年度事業では、2008年度の成果を継承し、現世代PHS及び無線技術をベースに開発したコンテンツ、アプリケーションの機能の修正・増強、外国語の音声・文字翻訳機能を搭載したネットワークシステムの拡充、加えて動画のリアルタイム共有が可能なXGP(次世代PHS通信)対応の動画配信サーバーの開発・実証を行うことを目的としています。
計画では、XGPの実験用基地局を京都市太秦地区に整備し、2008年度事業の実証実験のフィールドであった東映太秦映画村とその周辺地域において、XGP用に開発・再構築した外国人ビジターを支援する多機能端末および多機能サーバーシステムの実証実験を2010年2月頃に行います。
具体的な開発及び実証課題は次のとおりであり、実証実験は、外国人ビジターを支援する音声翻訳システム(日本語・中国語対応)、新たに開発する動画リアルタイム共有による遠隔地ガイドサービスシステムの2システムを中心に実施する予定にしています。
〔開発・実証課題〕
①2009年2月の実証結果に基づき、市場調査ソフトウェア、多言語翻訳ソフトウェア及び観光支援コンテンツの増強とユーザビリティを改善
②外国語の音声・文字翻訳機能を搭載したネットワークシステムをXGP対応に拡充・再構築し、その機能を検証
③音声翻訳については、2009年度に開発した日本語・英語の充実を図るとともに、日本語・中国語に対応
④外国人ビジターが撮影した動画のリアルタイム共有が可能なXGP対応の端末・動画配信サーバーによる遠隔地ガイドサービスシステムを開発し、その機能を検証